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ラトビア人とは?

ラトビアの住民そのものが、ラトビアを文化的に豊かで興味深い国にしていると言っても過言ではないでしょう。ラトビア人のみならずロシア、ベラルーシ、 ポーランド、ウクライナ、リトアニア、エストニア、ユダヤなどの人々、ロマ民族、ドイツ人を含む様々な国の人々がラトビアに住んでいます。

  • Photo: Jasinskis

ラトビアの民族構成が多様であることに、逆にヨーロッパらしさを感じられます。

ラトビアの人口の半数以上が、自分たちのことを、ラトビア語を話す生粋のラトビア人であると考えています。ラトビア人は数千年もの間、ずっとバルト海沿岸 に住み続けている民族です。 ラトビア人の起源はバルト海沿岸の人々で、リトアニア語同様、世界で唯一バルト語派に属するラトビア語を話す人達です。数世紀にわたりラトビア人は他の国 々と交流を重ねてきましたが、特にものの考え方や気質に関しては、スラヴやドイツ、北欧、西ヨーロッパの人達とその多くを分かち合ってきました。とても美 しい少女やハンサムな男性がラトビアに多いと、多くの旅行者が語るのは、おそらくこれらの民族性によるのでしょう。

ラトビアの人口のおよそ2.3百万人、約60%がラトビア人です。28%、63万人がロシア民族で、3.6%がベラルーシ、2.5%がウクライナ、 2.4%がポーランド、1.3%がリトアニア人で、0.4%をユダヤ人とロマ民族が占めています。ラトビアには複数の宗派があり、主な宗派はキリスト教で すが、ルター派、ローマカトリック、東方正教会、およびバプテスト教会に細分化されます。これらと共に有名な宗派であるユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー 教、モルモン教、仏教や、その他の宗教もラトビアでは信仰されています。ラトビアには数多くの教区が残っており、それらを訪れることで古くからの教えや生 活に関して知ることができます。ダウガフピリスにあるスルティシュキ村などが良い例です。

これらの説明はラトビア人がいかなる民族かということをひも解くには、あまりにも簡潔で役に立たないかもしれないが、一応説明しておこう。標準的なラトビ ア人は青い目をしており、髪はブロンド、勤勉で謙虚なタイプです。目立つことが好きではなく、何よりも思いやりのある人々です。また正直者で、気取らない 性格です。おしゃべりではなく、控えめで、「話すことは銀、沈黙は金」というラトビアの諺を反映しています。

同じラトビア人でも色々な人がいます。リガに住む人々は近郊の田舎に住む人たちとはまったく異なりますが、ラトビア人としての意識は同じです。祖国を愛 し、環境を保護し、土地や財産を大切にします。ラトビア人は個人主義者で人付き合いを避けると言われますが、しかし必要に応じて団結し、偉業を成し遂げま す。「Singing Revolution and the Baltic Way」として、1989年何十万というラトビア人が、彼らの民族や宗教を軽んじるソ連からの独立を勝ち取るため立ち上がりました。

静穏と忍耐はラトビア人を表すもっとも適切な言葉です。と同時にラトビア人は、楽しく陽気で、かつ偉大な歌い手です。最初のうちラトビア人はあまり親しく 接しませんが、本当は違います。本当は親切で優しく、訪れる人に最高のもてなしをする人達です。国やその文化、自然を愛するという彼らの民族性において、 ラトビア人はゲストを特別扱いせず、自分たちと同様に接します。