A+
Beta

博物館

 

ラトビアには実に多くの博物館や美術館があります。その中でも特に人気があるのはトゥライダ博物館保護区、ルンダーレ宮殿博物館、民族野外博物館、ラトビア軍事博物館、ラトビア占領博物館、ラトビア自然史博物館、リガ自動車博物館、ミュンヒハウゼン博物館、太陽の博物館です。

  • 「サウルクラスティ」の自転車博物館
  • Photo: Photo from archive of museum
  • 「ペドヴァーレ野外芸術博物館」
  • 「テールヴェテ歴史博物館」
  • Photo: Tērvetes TIC archive
  • リガ航空博物館
  • Photo: Kristina Stalnionyte
  • 「イェルガヴァ歴史博物館」
  • リガの「アルベルタ通り」のアールヌーヴォー美術館
  • Photo: Vita Balckare

 

ラトビアは小さい国ですが、優れた芸術を誇っています。ラトビア国立美術館を訪れると、ラトビアには素晴らしい絵画や彫刻の数々があることに驚かれるでしょう。また、良質なコレクションが「ピナコテーカ」や「マールペ」などといった美術館にて展示されています。

最古の美術館

リガの歴史と海運の博物館はラトビアならびにバルト諸国の中でも最も古い博物館です。この博物館にはラトビアの歴史に関する様々な展示が行われており、約80に分けられたコレクションの中に50万以上の収蔵品を有しています。メンチェンドルフ家博物館はリガの歴史と海運の博物館の分館でもあり、リガ市民の生活の模様や伝統を紹介しています。なお、この博物館は1695年に建てられ、1939年まで住居および店舗として使用されていました。敷地内にはバルト・ドイツ人の集会場「ドムス・リゲンスィス」やガラス工芸センターが併設されています。

民族野外博物館

ラトビア民族野外博物館はリガ郊外のユグラ湖畔の松林の中にあります。この博物館は1924年にオープンした、ヨーロッパでも屈指の歴史を誇る博物館です。ラトビア国内のクルゼメ、ヴィゼメ、ゼムガレ、そしてラトガレ地方の17世紀から1930年代までの建築様式の建築物が118あり、そのどれもが国内各所から移設され、手入れされたものです。

軍事・占領博物館

ラトビア軍事博物館はリガのプルヴェルトルニス(火薬塔)にあります。この博物館ではラトビアの軍事に関する歴史を紹介し、特に20世紀の独立の戦いに焦点を当てています。

ラトビア占領博物館はアクメンス橋の反対側にあるストレールニエク広場にあります。この博物館は1940年から1991年までソビエト連邦に占領された歴史と、ナチスドイツによって行われた迫害の記憶を伝えるために創立されました。

芸術・自然博物館

ラトビア自然史博物館はバルト諸国の財産でもある自然の素晴らしさを伝えるために創立された歴史ある施設です。この博物館にはラトビアだけではなく世界各国の自然のコレクションがあり、さまざまな展示や活動を行っています。

装飾芸術とデザインの美術館ではテキスタイルアート、陶器、装飾ガラス、メタルアート、レザーアート、装飾木工芸術とデザインといった、優れた応用美術のコレクションが展示されています。壮大なタペストリーの数々と、琥珀のオブジェも展示されています。

製薬学博物館との分館である医療博物館もまた興味深い博物館です。これらの博物館には毎年4万人もの人が訪れています。先史時代の呪術師のまじないから、中世のハンセン病療法、そして現代の薬学についての展示が行われています。

ミュンヒハウゼン美術館

ミュンヒハウゼン男爵カール・フリードリッヒ・ヒエロニュムスに関する博物館が、リガから55キロ離れたドゥンテにあります。この博物館は幻想的かつウィットに富んだ場所です。常設展の「ミュンヒハウゼンの世界」ではブラウンシュヴァイク公アントン・ウルリヒ2世に仕えた時代、軍騎兵少尉時代、妻思いの夫であり狩りをこよなく愛する人物像、そして、巧みな話術の持ち主であったことが紹介されています。

ジュークステにあるセックス博物館は大人向けの博物館で、以前は穀倉地帯にある公衆浴場として使われていた建物内にあります。家具からドアノブにいたるまでの全てのインテリアはセックスを想起させます。その中でも特筆すべきはエカチェリーナ2世の描いた絵から館長が再現して作ったテーブルです。エカチェリーナ2世の寝室にあった家具には全て木を削って作った男性器のモチーフが施されており、このテーブルもそういった家具のうちの一つです。

湖上博物館

湖上博物館は9世紀のラトガリア人たちの住居を再現したものです。なお、アーライシ湖城はアーライシ湖湾上の島にあります。ヴァイキング時代のラトビアの住民たちの生活と建築の様子に関する考古学研究を通じて設立されました。この博物館の敷地内には中世の城の廃墟や、石器時代の住居が残されています。

トゥライダ博物館、ルンダーレ博物館

トゥライダ博物館は観光局に大変人気のある文化的史跡です。この博物館はリガの北東50キロに位置しています。敷地面積は42ヘクタールもあり、考古学的にも建築学的にも歴史的にも大変意義のあるもので、11世紀から1000年にわたる歴史を誇ります。

ルンダーレ宮殿はラトビア国内でも屈指のバロックとロココ調の建築です。広大なバラ園の中に博物館を有し、古楽のコンサートが毎年行われています。

ヴィゼメの博物館

ヴィゼメ地方にお越しの際にはツェースィス歴史博物館や、城の廃墟、そしてツェースィス城の庭園を訪れてみてください。なお、ツェースィス城ではアーチェリーをすることが可能です。ヴィゼメでは例えばドレス島でピクニックを楽しみながら、リガ水力発電所の隣にあるダウガヴァ博物館に行くのもおすすめです。この博物館ではダウガヴァ川流域の考古学的資料が多数展示されており、石器時代からイークシュキレ城と教会の建設までのラトビアのユニークな歴史に触れることができます。

クルゼメの博物館

ヴェンツピルスにお越しの際は、ヴェンツピルス博物館は見逃せません。この博物館は13世紀にリヴォニア騎士団によって作られた城の中にあります。また、この博物館の分館である海運野外博物館では100年前の狭軌の電車に乗ることができ、巨大な碇や、古い風車の上から景色を眺めることができます。

リエパーヤ軍港刑務所では「ソ連からの脱出」というゲームに参加することができ、非常なリアルな設定の中で全体主義者からの逃亡を体験することが可能です。

自動車、太陽、そしてアールヌーヴォー博物館

バルト諸国でも屈指の収蔵数を誇る自動車博物館が、リガ自動車博物館です。世界中、どの場所でも見ることができないソビエトの車のコレクションが展示されています。その中でも最高指導者ブレジネフが交通事故を起こした時を模した蝋人形は圧巻です。

リガ中心部のリガ市評議会とブラックヘッド会館の隣にある太陽博物館は、ラトビアでも最も新しい博物館のうちの一つです。雨の日も数々の小さな太陽が光ります。石膏で出来た太陽に色付けをして家に持ち帰ることが可能なだけではなく、毎週火曜日には陶芸家と一緒に陶芸を楽しめます。

リガアールヌーヴォー博物館は2010年夏にオープンしました。この博物館はリガ市内のアールヌーヴォー地区として知られるアルベルタ通り沿いにあります。この博物館は1907年に没したラトビア人建築家、コンスタンティーンス・ペークシェーンスによって作られた建物内にあります。

また、リガ空港へお越しの際には、CIS諸国外屈指の規模を誇るソビエト航空技術コレクションが展示されている航空博物館をぜひ訪れてみてください。