ラトビアには四つの国立公園があります:
- 【ガウヤ国立公園】最も歴史がある国立公園です。ラトビアにある洞窟や洞穴の2/3がガウヤ国立公園で見られます。
- 【キェメリ国立公園】良質な湿地帯として知られ、天然鉱泉や薬用泥が有名です。
- 【ラーズナ国立公園】ラーズナ湖周辺の生物生息空間を保護するために設立された国立公園です。
- 【スリーテレ国立公園】公園の有名なブルーヒルズ(青い坂)は数千年前にバルト氷海の海岸を形成しました。
ラトビアの国立公園は、バルト三国の最大の洞穴であるグートゥマニャ洞穴など自然遺産を保護するために存在します。国立公園には東欧から少しずつ消失しているウズラクイナを含めた珍しい野鳥やヘラジカなどの大型動物など貴重な野生生物も生息しています。
自然遊歩道やサイクリング・コース、ボート・トリップでは手つかずの森林の中を散策できます。国立公園では様々な落葉樹からもみの木や松まで、ラトビアの特徴である木の種類を全て見られます。
ラトビアの国立公園は夏・晩春・初秋の訪問も心地よいですが、やはり冬の銀世界の景色にはより特別な魅力があると言えるでしょう。