ラトビアにはユニークな宮殿やマナーハウスがたくさんあります。それらは様々な時代に建てられラトビアの歴史や建築物の重要な一部分となっています。このような歴史的建造物がラトビアには何百も残っており、どれもユニークな建築物で歴史的・文化的に重要な遺産となっています。
また、多くの宮殿やマナーハウスはツアーで廻ることもできます。それぞれに様々なアクティビティーも用意されています。
ラトビアの文化的・歴史的建造物
石の城の多くは中世の時代に建てられました。これらの城のほとんどは現在廃墟となっていますが、例えばトゥライダ城やツェースィス城、バウスカ城などは修復されガイド・ツアーで廻れる城もあります。これらの城には博物館が併設されており、訪れた人は中世の歴史と当時の生活を学ぶことができます。
中世の終わりには、豪華なマナーハウス(領主館)がラトビアの領地に建てられました。その多くは本質的には宮殿として建てられましたが、今日ではマナーハウスの多くは宿泊施設やレクリエーション・センターとして使われています。ラトビアの美しい地方を旅行する際にはぜひご利用ください。
優れた文化的・歴史的建造物の例
- トゥライダ城:1214年に建てられた優れた中世建築。まるで絵画のように美しいガウヤ川渓谷の景色にそびえたつ、赤いレンガ壁の城。
- リガ城:幾度か再建築の計画がたてられましたが、未だ城が建てられた1515年のまま保存されています。
- ツェスワイネ宮殿:ラトビアでも最も優れた建築物のひとつ。19世紀後半に建てられ、欧州文化遺産に登録されています。
- ルンダーレ宮殿:バルトのヴェルサイユとも呼ばれるバロック・ロココ建築の豪華な宮殿。
マナーハウスでの特別な一夜を
ラトビアにある多くのマナーハウスでは、建築物の素晴らしさを見るだけでなく、宿泊し特別な一夜を過ごすこともできます。
- ルーメネ・マナー:5つ星ホテル。19世紀に建てられたネオゴシック様式の素晴らしい一例。
- リエプペ・マナー:バロック様式のエレガントな内装。
- メジョトネ・マナー:19世紀スタイルのインテリア。ラトビア古典主義建築の最も顕著な一例。
- スヴェンテ・マナー: von Plater-Sieberg一家の旧宮殿。ホテルの各部屋には月ごとの名前がつけられている。
マナーハウスでは様々なアクティビティーやレクリエーションが楽しめます。食事やスパ、屋外レクリエーションなど充実しています。
お城やマナーハウスで中世のスタイルを体験
中世の城や宮殿は中世の歴史を教えてくれるだけではありません。テーマ・ツアーや中世のいろいろなアクティビティーに参加して、中世の時代をよりリアルに体験することもできるのです。
- ツェースィス城では中世の鎧を纏い、中世に行われた戦いを体験することもできます。城を探検して饗宴に参加し、中世の歴史をさらに学べる演劇型ツアーもあります。さらに城で結婚式を行うこともできます。
- トゥライダ博物館保護区では、アーチェリー場で射撃を体験することができ、トゥライダ城では結婚式やパーティーを行うこともできます。このようなイベントに参加すれば、中世の文化をさらに学ぶことができるでしょう。
- バウスカ城では16世紀から17世紀の領主邸宅で行われたレクリエーションを体験することができます。試合やテーブルゲーム、「ダッチ」パイプを吸ったり、当時のドレスの着方やマナー、ダンス、歌や音楽を学んだりもできます。当時のレシピで再現した料理を食べることもできますし、このエリアの考古学発掘調査中に見つかった断片を基に作られた食器を使って食事することもできます。
- ヴェンツピルスのリヴォニア騎士団の城では、様々なイベントによって城の施設を借りることができます。城の博物館では中世についての講義が受けらたり、城の中庭にはアーチェリー場もあります。
歴史のオーラ、中世の豪華さ、そして人里はなれた場所でのレクリエーションをお楽しみください!